東京デスライド

自転車で「自分的に限界ギリギリ」のライドをしたら更新します。

カンパニョーロ・シャマルミレ・1,600kmインプレ:一言で言うなら「レース用」

2017年のGWに鉄下駄ホイールから、カンパニョーロのハイエンドアルミクリンチャー「シャマルミレ」に換装しました。この記事は1,600km走った時点でのインプレッションになります。

まず、鉄下駄→シャマルミレの換装ですぐに感じた点をまとめます。

  • 巡航速度がそれなりに上がった(ぼくの場合は2km/hほど)
  • ヒルクライムがマジで楽になった(1日の限界獲得標高1,500m→2,500m以上)
  • コンチネンタルグランプリ4000SIIだと乗り味はかなりかっちりしているが、疲労につながるわけではない
  • ブレーキは本当によく効く

「走るのがある程度楽になり、より速く走れるホイール」というのは確定だと思いますが、今回はもっと細かい点を書きます。実売13〜15万円である以上、この程度のパフォーマンスは当たり前。その上で「ライダーとの総合的な相性がいいか」こそが真に重要です。そのため、このインプレではロングライド志向であるぼくがどうシャマルミレを評価するかを書いています。

長いので最初に書きますが、結論は「エントリーグレードのカーボンフレームとシャマルミレが合わない気がするから、フレーム換えるわ」です。興味があれば最後までお読みください。

高負荷環境で生きる剛性の高さ

シャマルミレで目立つのは剛性の高さ。ダンシングで踏んでも歪むことなく、推進力に変換される感じがします。この高剛性の恩恵を一番受けたのは、富士ヒルのときです。斜度がアップするワインディングはトルクをかけて一気に抜けるのが効率的なので毎回そのようにしていましたが、シャマルミレでそれをやるとほかの参加者を何人も抜けました。ぼくは急斜面で相対的に速く走れたわけです。それはシャマルミレがトルクをかけるほど応えてくれるホイールだからということになるでしょう。

平坦でも「ダンシングで踏んだときに加速する」という印象は変わりません。ぼくの脚力だと35〜37km/hあたりで「壁」を感じるので、それ以上に上げることは積極的にはしませんが、ダンシングをすれば上げること自体は容易です。鉄下駄はダンシングをしても加速感がなかったのでほとんどやりませんでしたが、シャマルミレ換装後は加速目的でのダンシングを多用しています。

このように、シャマルミレのアドバンテージは「ダンシングで踏んだとき」に一番感じられます。

一番このホイールにしてよかったと思ったのが、平均心拍数174bpm(最大心拍数の約90%、Strava推定90分平均182W)で走った富士ヒルだったというのは、このホイールの特徴をよく表しているように思います。シャマルミレの性能が最大限に発揮される負荷がどの程度かはぼくの脚ではわかりませんが、たぶん、NP300W以上のライダー向けに設計されているでしょう。非常にレーシーなホイールなのではないでしょうか。

「低〜中負荷での効率」が微妙な理由を考える

次に「ロングライドで重要になる低〜中負荷の巡航」「主観的な楽さ」にどう影響したのかについて書きましょう。ぼくが真にシャマルミレに期待したのがこれらでしたが、先に述べたように一定の効果は得られつつも「満足できた」とは言い難いです。

本題に入る前に、ぼくが使っているフレームのスペックを示します。Anchor RFX8 Equipe 2012 Editionという中古で買ったフレームで、ジオメトリーはエンデュランス系。剛性を犠牲にして快適性に振ったエントリーグレード・カーボンフレームです。鉄下駄のときは「フレームに対する不満」はあまりなかったのですが、換装後は「次にアップグレードするならフレーム」と考えるようになりました。つまり、ホイールとフレームの相性が悪いと感じているのです。

その理由は「自分的に効率的な回転重視で走ったときに力が伝わらない感じがする」ことにあります。ここで言う「効率的」は「特定の負荷で走ったときの体力消費が少ない感じ」を意味します。

ぼくのペダリングは回転系で、友人と比べて10〜20回転ほど多く回します。ケイデンスでいうと90〜105が一番楽です。同じ速度で走るならギア比ではなく、ケイデンスを上げます(低ギア比・高ケイデンスのほうが、高ギア比・低ケイデンスよりも明らかに消耗が少ない)。シャマルミレで非常に効率的に感じるダンシングですが、そもそもぼくはダンシングを好まないのです。シッティング・一定ペースで刻むほうが合っており、ホイール換装に期待したのもこうした走り方でより効率的に走れることでした。このように「低〜中負荷での効率」を重視するのは、ぼくが最後に触れるようにロングライド志向の乗り手だからです。

そして、そんなぼくとシャマルミレをアセンブルされたロードバイクの間にミスマッチが生じたわけです。

シャマルミレで「効率的」なのは「高負荷」なのです。GarminやStravaのデータをホイール換装前後で比較すると、巡航域の速度アップに伴い、心拍数も上昇していました。これに対して高負荷域では、心拍数は変わらないのに対して速度は大幅に上昇していました。これが意味するのは、「巡航域での速度自体は上がっているが効率自体はさほど伸びていない」ということになるはずです(効率が上昇しているのなら、速度の伸びに対して心拍数の上昇は抑えられる)。

結果として、自然と効率的かつ速く走れる高負荷よりの走り方になり、自分的に楽な走り方ではなくなってきました

問題は「なぜ回転重視だと効率がいいと感じられないのか?」です。これはどうしても体感になってしまいますが、「回転重視で走ろうとすると、力が下に逃げてしまう」という印象です。別フレーム同ホイールで比較することができないので他フレームを試乗した経験からの推測になりますが、一般的にエンデュランス系より剛性の高いレース向けフレームでは回すだけでもある程度の加速感が得られたので、フレームの味付けとシャマルミレの特性、そしてライダーの性質が噛み合っていない可能性が高いと思いました(ペダリングが適正でないという可能性もありますが、よりセッティングが雑な試乗車でそれが感じられないのが謎。何かしらの面でフレームと相性が悪いのはまちがいない──おそらくはフレーム剛性の問題か?)。

シャマルミレは誰のためのホイールなのか?

総合的なインプレッションは「シャマルミレは最大100〜150km程度のワンデーライドに向いたホイール」となります。積極的に踏んで加速し、定められた距離で体力を使い果たすように走るのに向いたホイールなのではないでしょうか。この性質は各種レース目的でロードバイクに乗る人なら歓迎でしょう。

しかし、ぼくがもともと得意なのは低〜中負荷で延々走り続けることだし、そういう走り方をしたい。ミニベロで200km走ったり、ロードバイクに乗り換えてからすぐに350kmほど走ったりと、長めのコースを走破してきました。最近ヒルクライムばかりしていているのは、「今乗っているロードバイクアセンブルだと長距離を意識した走り方にあまり効率的な感じがしないから」。要はロングライドがちょいだるいと感じている。100〜150kmで使い果たすような走り方に向いたロードバイクは自分には合いません。シャマルミレに換装したことでそんな感じになってしまったので、新しい走り方を練習できる反面、斜め上感があるというのが正直なところです。

そこでぼくが出した結論は「フレームを換えよう」。「フレームと相性のいいホイールを探す」という選択肢もあるのにそれを考えていないのは相対的に印象が悪いのがフレームだからです。快適性に振ってはいるけれど、そのメリットはそんなに感じられない…。むしろ、シャマルミレのほうが「総合的な快適性」には貢献しているんですよね。毎週末1,500mUP以上のヒルクライムができるようになり、200km程度のライドならコンスタントにできる。そこまでハイスペックなホイールが低〜中負荷で微妙に感じるなら、フレームをアップグレードしたほうがいいんじゃないの?という感じです。

今のフレームは「カーボンの扱いに慣れる」という意味で中古で買ったという側面が強く、早くも役目を終えて本命に買い換える時期が近づいているだけとも言えます。

そういう意味でホイール換装はとてもいい経験になりました。よく言われるフレームやホイールへの不満がどういうところに起因するのかちょっとわかった感じ。たぶん一般的にはこれを「自転車沼」と言うのだと思います。

10カ月で8,000km走ったので富士ヒルに出てみた

2017年3月、いつも一緒に走っている中川苦行氏が「富士ヒルに出たい」というので一緒にエントリー。

2016年8月にミニベロに乗り始め、年初からロードバイクに乗り換え。10カ月で8,000kmほど走りました。ヒルクライムレースを意識せずに乗っていたわけですが、どんな結果になるのかはちょっとだけ気になっていました。

富士ヒルで走ったのは以下のコース。

  • 走行距離:24km
  • 獲得標高:1,255m

結果:だいたいブロンズ達成

参加者は10800人、待機場所には自転車がズラリ。

富士ヒルでは、特定タイムを切ると表彰状がランクアップし、それが実力の目安になっています。

  • 65分切り:ゴールド表彰
  • 75分切り:シルバー表彰
  • 90分切り:ブロンズ表彰

ヒルクライムをある程度真面目にやっているアマチュアライダーがとりあえずの目標とするのがブロンズ(90分切り)です。

スタート直前。みんな速そうに見える。

んで、僕のタイムはどうだったかと言うと…。

92分、だいたいブロンズですね(ポジティブシンキング)。

真面目な話、この結果は素直に嬉しかったです。というのも、僕は自転車に乗り始めた段階では体重が80kg近くありました。坂なんてまるで登れない、という状態からのスタートでした。

最初に買ったスポーツ自転車はBianchi Pisa Sport Drop。ホイール径が小さく、非力でもペダルを回しやすいミニベロロード。

僕は初めてのスポーツ自転車としてミニベロロードを選んでいます。その理由は「クロスバイクロードバイクだと坂がのぼれなさそうだから」。通勤で使うつもりだったのですが、経路上には短い坂がいくつもあります。それらを押さないで登れる気がしませんでした。

買って登ってみると息は切れるし汗だくになるし、ほかのローディにはバカバカ抜かれるしで、登りには苦手意識しかありませんでした。

晩秋の入山峠(八王子)をミニベロで登る。

その一方で、坂をどう効率的に登るかを考えるのは結構おもしろかったです。ゲームを攻略している感じですね。乗り始めて3カ月で体重が7kg落ち、都内の坂はある程度登れるようになったので、ミニベロでヒルクライムをスタート。大垂水峠聖蹟いろは坂、百草園、仁田山峠などをクリアしていって、都民の森・和田峠と順番にレベルアップしていきました。

子の権現はロードバイクに乗り換えてからチャレンジ。

ロードバイクに乗り換えてからは、渋峠に行きたかったこともあって、かなり積極的に登りを練習。

でも、登りが速かったわけではないです。練習中はガチで練習しているクライマーに抜かれるだけでした。今でも体脂肪率は高めで、体型的なアドバンテージはないどころか、もっと痩せたほうがいいでしょう。

富士ヒルのゴール地点、富士スバルライン5合目。

そういう状態からの富士ヒル92分。ブロンズは達成できていませんが、都民の森を初めて登ったときは2時間かかったのです。それよりずっと長く厳しいヒルクライムを2時間どころか100分を切って完走できたことのほうが僕にはずっと大事です。走っているときも基本的に常時誰かを追い抜いている感じで、それなりに登れるようになったことがはっきりとわかりました。

別に富士ヒルが大きな目標だったわけではありません。より遠くへ行こうとすると、山岳は避けられず、そこで失速しているようでは行ける場所が限られる。だから、ある程度登れるようになりたいというのが、自分なりに登りを研究し始めた動機です。とはいえ、こうやって数字としてそれなりの結果が出たことはやっぱり嬉しい。

富士スバルライン最終盤には平坦区間がある。非クライマー体型の筆者はここでのスプリントにすべてを賭け、実際には時速40km/hで駆け抜けた。一般公道ではなかなかできない体験であり、凄まじい快感だった。(撮影は試走時)

イマイチ興味のなかったヒルクライムレースですが、公道を閉鎖して自転車だけで走れるというのは結構な非日常体験だということもわかりました(冷静に考えると、世界遺産級の観光資源から車を締め出すって結構すごい)。富士ヒルにもう一度出ることは考えていませんが、また出てもいいかなーという感じになっています。出るなら来年のハルヒルあたりかなー。

日本最高峰を登るという悦楽。富士山スカイラインを登ってきた

「富士山を登らないか」というお誘いがあったので、ホイホイついていきました。今回は、富士山を登る道路の1つ、富士山スカイラインをレポートします。

走ったコースは以下のとおり。

  • 走行距離:60.3km
  • 獲得標高:1,942m

34kmで1900mUPする強烈な登りです。途中、短い平坦・下りが含まれますが、8〜11%が頻繁に登場し、しかも距離が長いというコース。しかし、風張林道とは異なり、ヒルクラの楽しさを味わえる、すばらしい場所でした。

クライマーと登るのは刺激的

今回誘ってくれたのは愛知のローディ・まっと氏。ロードバイクを購入してから毎週のように愛知の峠を攻め、今やほとんど制覇してしまった彼は、さらなる刺激を求めてわざわざ富士山までやってきた真性の山キチである。

一緒に走ったローディ・まっと氏は小柄で痩せ型の典型的クライマー。毎週峠を登っており、富士山の急傾斜も丁寧に越えていきます。

僕は基本的にケイデンス型で、登りではダンシングも多用するタイプなのですが、まっと氏はケイデンスは低めで走り、ほぼシッティングで登るタイプ。走り方が全然ちがっていて、見ていておもしろいです。

斜度がきついところではどんどん離される感じで、もうちょい痩せないとなーと。軽い人が一定ペースのシッティングで登っていくのを見ると、うらやましくなりますね。一方で、斜度が緩くなったり、ダンシングで加速すると僕が前に出るという感じで、体格のちがいがいかに如実にヒルクライムに影響するかがわかって新鮮でした。

標高450mから2300mまで登ることの意味

富士山の特徴は一定斜度の登りが続く点にあります。カーブも多いのですが、スケールが大きく、道の作りがとにかく大味。Garminの獲得標高はもりもり増えていき、景色は目まぐるしく変わっていきます。

序盤は山麓の樹海を黙々と登っていく感じですが、要所要所で顔を出す富士山がテンションを上げてくれます。きつい登りですが、ゴールが定期的に目に入るので登るモチベーションは維持しやすいです。

3合目で標高は2000mに到達。

空の近さにテンションが上がってヒャッハーしている筆者。撮影:まっと

4合目で2300mになります。3合目までも決して緩いとは言えない斜度が続きますが、カーブが頻発し、斜度も数段アップする4合目以降が本番です。しかし、空が近い!

横を見れば、長野の山々や富士宮市の全景が。この時点で30km以上を休みなく登り続けており、獲得標高も1600mほど。斜度はきつくなる一方ですが、先に行きたい気持ちは強まる一方。

スカイラインの5合目に到着。そして、そこで待っていたのは…。

まっと氏の愛車はRIDLEY PHENIX。山ジャンキーなのに爽やかなホワイト&ブルーのフレームというミスマッチ。

眼下に雲があります。これは美ヶ原でも渋峠でも見られなかった光景です。

伊豆半島から沼津市富士市のある三河湾の海岸線も見えます。土地の立体感がものすごい!めちゃくちゃな表現をするなら、実物大の立体地図を見ているような感じ。いや、これがホンモノの世界なんだけどね。

おそらく、スカイラインは富士山を登る3つの道路「富士3Peaks」の中で一番景色がいいのではないでしょうか。難易度も最上級ではありますが、それに見合った経験ができるはずです。

首都圏最強の激坂「風張林道」のヤバさをまとめてみる。

東京の秘境・檜原村にある「風張林道」。入口からして斜度12%ほどもある。ここにたどり着くまでにも数百m登るため、総合的な難易度は首都圏でもまちがいなくトップクラス。

自転車に乗り始めてすぐにその名前を知った、東京都檜原村にある激坂・風張林道。あちこちのブログでヤバいヤバいと書かれていて、近寄りがたい存在となっていましたが、明神・三国峠や美ヶ原をクリアし、ホイールも換装したのをきっかけにチャレンジしてみることにしました。

スペックは以下の通り。

  • 全長:4.2km
  • 獲得標高:491m
  • 平均斜度:11.7%

和田峠や子の権現とは比較にならない厳しさ

序盤の難所。激烈な斜度がどーんと続いているのがはっきりとわかってしまう。それを太陽に焼かれながら登らなければならない。※ダウンヒル中に上から撮影。

結論から言うと、予想通りのヤバさでした。へるはうんどさんが「四天坂」として、首都圏近郊で有名な激坂4つ(都民の森・和田峠・子の権現、そして風張林道)を一括りにしていますが、はっきり言って風張林道は別格です。ほか3つの峠は、ある程度の根性と脚力またはペダリングスキルがあれば初心者でも登り切れる可能性があると思いますが、風張林道には根性論や小手先のテクニックは通用しないでしょう。

景色はすばらしいが、登っている最中に堪能することはできない。

【風張林道林道の要点】

  • 事実上、1,000mを25km(平均斜度6.7%)で登ることになる。
  • 景色がただの森になってからが長い。正確には速度が出ないので時間がかかる。
  • 天候の影響はばっちり受ける。

僕は都民の森と和田峠をアルミのミニベロロードに乗り始めて3カ月ほどでクリアしています。根性はある部類で、延々続くワインディングや直線を見てもぐっと堪えて黙々と登り続けることでなんとかしました。

子の権現もその後、ロードバイクに乗り換えてからすぐに打開しました。こちらはダンシングのテクニックが必要なので、都民の森と和田峠よりも確実に難しいと思いますが、求められるのは300mの激坂区間を乗り切る技術という側面が強いです。そうした技術は百草園などの短距離激坂で比較的容易に習得できるものでもあります。

中間地点にある「きのこセンター」。風張林道で力尽きたローディはここで舞茸の苗床となり、大地に還るのだ…。

きのこセンターを抜けると、ちょっとした集落がある。無理をせず木陰で休んでもいいだろう。再発進する気になる斜度ではないが。

が、風張林道が求められてくるのは経験です。いくつもの峠を実際にクリアし、自分なりのペース配分や峠攻略手法を確立していないと、とてもではないですが耐えられないと思います。

厳密に言えばこの看板以降が真の風張林道。

数値的に言えば、和田峠より1km長いだけなのですが、出せる時速は5〜6km/hであり、ざっくり計算しても和田峠より10〜12分長く耐えなければなりません。

看板以降は基本的に森の中。地獄の始まりだ。

入口にたどり着くまでもそれなりの距離・斜度であり、高尾駅からすぐに行ける和田峠とは立地面で大きな差があることも、風張林道のほうが圧倒的に難易度が高い理由です。

風張林道にアクセスする場合、始点となる武蔵五日市駅から「前座」として21km強を走り、500mほど登らなければなりません。

ワインディングも強烈。

陽が差し込む区間が半分ほどを占めるため、暑い日は体温が見る間に上昇していきます。風がある日は横風を受ける場合もあるでしょう。

いわゆる「東京都字マチュピチュ」。絶景がモチベーションを回復してくれるが、ここからが長い。

景観がいい区間もありますが、精神的に一番つらい後半は森の中であり、同じような道を延々登ることになります。明神・三国峠や美ヶ原は後半ほど高地特有の高揚感があり、モチベーション面では風張林道ほど過酷ではありませんでした。

終点付近にある「林道風張線」の看板。面白味のない風景と急傾斜が苦行感を高めてくれる。

僕は足付きなしでクリアしたものの、あまりの辛さに30分ほど地面に転がっていました。何もかも使い果たした感じで、ある種の徒労感すらあります。

終点。奥にあるゲートの先に見える奥多摩周遊道路が光の世界のように見えてしまうほど、ズタボロにされた。

風張林道に挑んでみようという人は相当の覚悟を持って、どうぞ。これをクリアできるなら富士山や大弛峠、乗鞍などに挑む時期が来ていると考えていいのではないでしょうか。

530km走って10,000m登る旅は渋峠で終わった。

渋峠にはローディが求めるものがすべてある。

5日間の自転車旅行最終日、ゴールに選んだのは渋峠。信州や群馬を巡ることにした理由は、渋峠があるから。冬季に黙々とヒルクラをしていたのも、渋峠を余裕を持って登り切るため。すべては渋峠のために。

コースは以下の通り。

  • 走行距離:83km
  • 獲得標高:1,925m

前日は浅間山麓・北軽井沢に宿泊。

泊まったのは『かまいたちの夜』や『金田一少年の事件簿』の舞台に選ばれてもおかしくないような、昭和なペンション「コスモス」。1泊朝食付き6,300円とリーズナブル。

ペンションの朝食は地場野菜のサラダとオーナーさん自家製のブルーベリージャムが絶品。

長野と群馬を貫くロマンチック街道を北上して草津を目指します。

これから登る白根山渋峠)付近が突然目の前に現れてテンションはうなぎ上り。

こうしたパノラマは草津まで輪行したのでは見ることができません。今回、自走にこだわったのはこうした山のダイナミズムを味わい尽くしたかったから。

草津温泉街までの登りもなかなか強烈。坂としてのタイプは異なりますが、きつさは箱根の新東海道くらいあるでしょう。

同道した中川苦行氏はズタボロにされた模様。

途中のコンビニで振り返ると、浅間山の姿が。前日の宿泊地がもうあんな彼方に。旅の終わりが近いのを実感。

セブンイレブン草津店から見えた浅間山

温泉街観光は後回しにして志賀高原に突入します。

まだ景色が寒々しい志賀高原

5日間で登った山岳の中で一番寒かったですね。陽の光は暑いくらいなのに、風が冷たい。都内は夏のような陽気だったのでしょう。序盤数キロこそゆるい登りが続きますが、斜度は7〜十数%が延々と続く感じ。美ヶ原ほどきつくはありませんが、都民の森の料金所以降や箱根の小涌谷をイメージしておくといいでしょう。

渋峠名物の雪の壁。

でも、テンションが上がって、ガンガン踏んでしまう。早く渋峠ホテルにたどり着きたい。『弱ペダ』の真波が言っていた「山頂が近づくとギアが自然と上がっちゃう」そのもの。

絶景を写真に収めたいというのもありますが、とにかく全身で山を感じ、登り切って理解することが大事かなと思っています。写真はダウンヒルのときに撮るのが一番いいと思います。

渋峠の美しさを言葉で言い表すのは難しい。美ヶ原が最果てなら、こちらは空まで駆け上がって行ける特別な場所という感じかもしれない。

ローディ、バイカー、乗用車で来た人たちで賑わう国道最高点。『ろんぐらいだぁす!』でその存在を知って、絶対に行くと決めていた。

5日もかけ、何十時間も自転車とともに過ごしましたが、あまりの楽しさにあっという間だったという感想しかありません。

群馬県と長野県の県境にあたる、渋峠ホテル。

終着地はもちろん渋峠ホテル。今年、何があっても行くと決めていた場所にたどり着けた充実感は凄まじいものでした。

ホテルの従業員さんと遊ぶインディーくん。やんちゃらしい。

指輪物語』にモリア鉱山やモルドールがなかったら、歴史に名を残す冒険小説にはなっていなかったでしょう。それとまったく同じ理屈で、僕は今回5日間使って渋峠を目指しました。その意味では、十石峠も美ヶ原も、榛名山も、この旅に絶対に必要な場所だったのです。

渋峠に来るまでの道をカットすることは簡単ですが、そうしなくて良かった。延々と山を越えた結果として、僕にとって長野や群馬は身近な、日常生活の場である東京と地続きの場所になりました。

渋峠ホテルの喫茶にて。

東京からであれば新幹線ですぐに行ける長野と群馬。しかし、自転車に乗るまでは行ってみようとは思いませんでした。僕にとってのロードバイクは、「行こうと思ってもわざわざ行こうとしなかった、どこか遠い場所」に行くための道具なのです。

渋峠を下ったあと、湯畑を散策。

夕暮れの草津から眺める白根山。人里に降りると、山を駆け上がっている時間がいかに非日常の体験かがよくわかる。

帰りは群馬のローカル線・吾妻線輪行。非日常が終わった以上、無駄に自転車には乗りたくない。

今回、行きたいと思っていた場所をかなり潰せたので、次はもっと遠くに行くでしょう。それが今から楽しみで仕方ありません。

ローディを殺すのに坂はいらない。軽井沢『風立ちぬ』ライドがメンタルを滅ぼす

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旧軽井沢ジブリみを感じながら。前を行くのは「ロードバイク辛みのデスロード」の中川苦行氏。

 

ここまでの累積距離は380km。4日目は高崎から横川駅まで輪行して、いつも一緒に走っているRapha信者の中川苦行氏と合流し、碓氷峠を越えて軽井沢観光に向かいます。

 

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スタート地点の横川駅はどこかレトロな雰囲気。

 

中川氏は脚質が坂に対してクレーマーなので、この日は(今までに比べれば)緩めのコース設定。調整が上手く行っているので僕はハードなコースでもいけそうでしたが翌日も考えて、ガチゆるぽたライドを1日挟みます。

 

コースは以下の通り。

 

 

  • 走行距離:47km
  • 獲得標高:1,223m

 

新緑の碓氷峠は控えめに言って最高!

 

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碓氷峠までは味のある街道になっている。少し暑いがのどかで心地が良い。 

 

有名なめがね橋などの鉄道遺構を横目に、緑鮮やかな峠をまったり登ります。斜度は最大で8%くらい、5月に観光ライドで足を運ぶならかなりおすすめです。

 

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碓氷峠の辺りは山の形が独特。知らない土地を走っていると感じられる瞬間のひとつだ。

 

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有名な鉄道遺構「めがね橋」はグループライドをしているローディたちやバイカー、行楽客で賑わっていた。

 

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こんなのも。明治〜大正時代、産業化期の名残りである。 

 

ペースは中川氏に合わせてまったり。だらだらだべりながら走るのも楽しいので速度は全然気にならない(何より前日までに激しいヒルクラは満喫済み)。

 

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碓氷峠は新緑真っ盛り。

 

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ワインディングも緩やか。

 

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天気も良く、デスライドのデの字もない…ように見えた。

 

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碓氷峠を抜けると軽井沢はすぐそこ。初心者フレンドリーな峠だと思います。

 

軽井沢風立ちぬ』ぽたはヒルクラより心がきつい新型デスライド

 

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軽井沢に最初に建てられた別荘の窓から。

  

スタジオジブリの映画『風立ちぬ古き良き時代のロマンスとともにひとつの時代の終焉を描いたこの作品は、堀辰雄の同名小説を下敷きにし、実在の航空機技師・堀越二郎やドイツの古典小説『魔の山』をミックス。格調高い雰囲気を持ちつつも現代の若者への強いメッセージ性も持った傑作であることは、多くの人が知っているはず。

 

個人的には耳をすませば』と肩を並べる刺客映画です。上映時に1人で観に行って、ほかがみんなカップルで来ているのを見たうえに内容があれだったので無事死亡しました(『秒速5センチメートル』よりきつかった)。

 

その舞台は軽井沢。中川氏の粋な計らいで、その世界を味わおうというのが4日目の目玉です。

 

万平ホテル

 

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旧軽井沢にあるビンテージホテル「万平ホテル」。カフェやレストランのみの利用はもちろん、中を見学することもできる。

 

まず訪れたのは、レトロな外観と雰囲気がすばらしい、万平ホテル。作中で主人公・堀越二郎がドイツ人・カストルプ氏と出会い、ドイツの民謡「リンデンバウム」を歌ったホテルでのシーンそのもの。

 

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豪奢なエントランスには上品な活気が。ある意味、ステレオタイプな上流階級の社交場といった風情が良い。

 

同作のカストルプ氏は『魔の山』に登場する同名主人公がモデル。原作では結核療養のためにスイスの保養地・ダボスに引きこもりますが、結果として当時勃発した第二次世界大戦から兵役逃れをするような形に。どんどん厭世観を強めていくカストルプ氏は体調が良くなっても引きこもり続け…というお話です。

 

つまり、万平ホテルは現実逃避の象徴…!

 

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ホテルのステンドグラス。映画『シャイニング』の舞台もこんな感じだったな…。あれも作家が冬季にリゾートホテルに引きこもってあれこれするって話で現実逃避感が(閑話休題)。

 

ここでGWも終わりに近いことに気づき、社会復帰したくねぇという話に。誰か軽井沢に別荘を買ってください。僕が管理人として住み込むので。よろしくお願いします。

 

ショー礼拝堂&別荘

 

そんな厭世的避暑地のイメージを作り上げた罪人はイギリス人・ショー神父。神父なのに罪人ってこれもうわかんねぇな?

 

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瀟洒な礼拝堂が残っている。内部は撮影禁止です。

 

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軽井沢で最初に建てられたショー神父の別荘。

 

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中を見学できる。サナトリウムっぽくて収容されたみしかない

 

軽井沢グルメで現実逃避欲を忘却せよ

 

GW終了まであと4日という現実と、先に紹介したような場所で心ゆくまでリゾートできてしまう人々との格差を感じてダメージを負った我々は、軽井沢銀座に移動。とりあえず何か食べて現実逃避欲からさらに逃避しようと試みます。

 

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ソーセージのお店「腸詰屋」。店内ではさまざまなソーセージを試食し放題という太っ腹ぶり。

 

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店頭ではソーセージを焼いてホットドッグにして売っている。今回選んだのはスパイシー味。

 

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上品な甘さと濃いモカの味が晴れた日には最高な「ミカドコーヒー」のモカソフト。長蛇の列ができていましたが、回転は速いのでさっさと並んでしまいましょう。

 

中川氏はこの手のオサレ観光地巡りコースを引くのがとても上手です。斜度では死なない僕のメンタルを的確に殺してくれました。何でGW、終わってしまうん…。

 

浅間山の麓で肉

 

その後、日本ロマンチック街道を登り、宿泊地である北軽井沢へ。

 

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日本ロマンチック街道から見える浅間山

 

この道は名前に反して、最大斜度14%ほどで道も荒れ気味、延々林の中を走り続けるなかなか過酷な登りです。GWで交通量も多く、中川氏は見事に死亡

 

軽井沢に到着した我々は早速「浅間牧場」で食事を摂ることに。ここまで毎日獲得標高1,000mオーバー、ネカフェとコンビニ飯で過ごしてきた僕はもう我慢できませんでした。

 

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ヒャッハー、肉だぁぁぁぁ。

 

人間らしい食生活に帰ってきた!ネカフェ泊やコンビニ飯はコストカットの意味が大きかったのですが、そうやってQOLを最低まで落とすと文明や人間のサービスに感動できるので、個人的にはアリです。

 

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リアルパカさんもいました。

 

 全部一緒に走らなくてもいい

 

なお、僕と中川氏は走力にかなり差があるとともに、「旅観」もまったく異なります。中川氏はある程度きちんとした宿泊施設に泊まってグルメもしたいタイプ。僕はひたすら走りまくって絶景を観れればいいタイプ。双方の希望を完全に同時に満たすのはよほどの資金力がないと厳しいというのが現実でした。

 

でも「GWにはどこか走りに行きたいとよね」という話になっていたので、途中から中川氏が合流するという選択を取りました。徹頭徹尾同じコースを走ろうとすると走力差や旅観ちがいでプランがまとまりませんが、「走力が高い人のコースに途中から初心者・QOLを維持したい人が合流する」ようにすれば無理なく楽しめます。もちろん、走りメインで旅をしたい人は合流までに徹底的にハードなコースを走ってある程度満足しておく必要があります。

  

また、参加者の得意分野に合わせてコース引きを担当すると、旅の満足度が跳ね上がります。碓氷峠以降の旅程プランを観光地に強い中川氏に任せた結果、僕だけでは作れない、おもしろい旅になったと思っています。おかげでローディを殺すのは坂だけではないということがよくわかりましたね。本当にありがとうございます。

 

山を登ったあとのご褒美も山。ハルヒル前の榛名山で山岳ゆるぽた

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名神社前の大鳥居。ハルヒルの試走にきたローディで賑わっていた。

 

前回、美ヶ原でハードコース欲が完全に満たされ、今残っているのは観光欲…! というわけで自転車旅行3日目はコースの難易度を下げ、観光モードに移行。山岳ゆるぽたをエンジョイします。

 

スポーツ自転車の楽しみ方は大まかに以下の3つ。

 

  • レースクリテリウムヒルクライムレースなど。書いている人はまったく興味がない模様。
  • チャレンジライド:激坂ヒルクライム、ブルベ、キャノンボール、ファストランなど。「未知の場所に突撃して走り切る」もしくは「今までよりハードなコースを走り切る」ようなライドのこと。達成感重視の遊び方。その経験が次のライドの幅を広げる。
  • ゆるぽた:ロングライド、ご近所ゆるぽたなど。行きたい場所に行く手段として自転車をチョイスする。行った先でできる観光やグルメのクオリティが重要。あちこち見て回るので移動距離は稼げないし、獲得標高もオマケ。

 

チャレンジライドばかりだと疲れるし、ゆるぽただけだと財布が軽くなるし太る。うまいことバランスを取ったほうが飽きにくいので、個人的にはかなり意識的に走り分けています。

 

前回まではチャレンジライドよりの走り方だったので、ここから2日は気分転換にゆるく走ろうという感じですね。なお、自転車に乗ると知能が下がって高いところに行きたくなるので、登らないのはNG

 

走ったコースとスペックは以下の通り。大まかに言って、佐久市軽井沢碓氷バイパス→途中にある山(地蔵峠)越え→榛名山→高崎というコースです。

 

 

  • 走行距離:98km
  • 獲得標高:1,788m

 

獲得標高2,000m未満がゆるぽたになってきたのは、確実に新調したホイール・シャマルミレのおかげなんだよなぁ。遊べる場所の幅が広がるので、ハイエンドホイールへの換装は本当におすすめですよ。

 

観光地としての榛名山を登る

 

ハルヒルが人気の榛名山は、登りがいのある山ということでとても気になっていました。また、観光スポットとしての榛名山にも関心があり、個人的にかなり行ってみたかった場所でした。

 

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横川から向かう途中にある地蔵峠の山頂から見える榛名山

 

榛名山は、ハルヒルまであと2週間、しかもGWということもあり、多くのローディ、観光客で賑わっていました。常に視界の中にローディがいる感じで、車通りも多く、首都圏だとヤビツ峠のような雰囲気。みんなめっちゃ追い込んでる!

 

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榛名山山頂付近(天神峠)にある男根石。ここまでくればあと少しでゴールだがんばれ(ハルヒルに出ないので他人事)。

 

ヒルクライムコースとしての性質もヤビツに似ており、激しい斜度のみで構成された山岳ではなく、緩急が入れ替わり立ち代りやってくるタイプ。クライマーでなくともやりようのある、走っていておもしろいコースです。全体的に斜度がきついので、難易度自体はヤビツより上でしょう。ヒルクラ好きなら足を運んでみる価値がある山だと思います。

 

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榛名富士から前橋方面を望む。茶色が多く、もうちょっと季節が行ってから来た方が良かった感。

 

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榛名富士は『弱虫ペダル』2年目インターハイ2日目のゴールになっている。榛名湖の周りは超ど平坦。

 

山としての景色はそこそこでしたが、榛名神社は有名観光地てんこ盛りの今回の旅の中で優勝する勢い。山間の狭い土地に神社の施設がぎゅっと密集したミニマルな世界観が醸し出す独特の雰囲気が神社仏閣スキーにはたまらない。

 

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名神社入り口。参拝客の年齢の幅が広く、活気がありながらも騒々しい感じではないのがGood。

 

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石垣の苔がとてもいい味を出している。

 

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途中で売っているきゅうりの塩漬け。梅塩をつけて食べると超おいしいです。

 

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名神社本殿。背後にある大岩が御神体のようです。

 

鳥居付近にもお立ち寄りスポットが豊富でした。今回は、「Kafe Haruna」をチョイス。ヒルクラ後に参道を歩いていく人たちの様子を眺めながらアイスコーヒーとスコーンで一服するのは、疲れた体にはなかなかの贅沢。

 

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名神社の大鳥居の先にあるKafe Haruna。ノボリにハルヒルのWEBサイトと同じフォントが使われているという理由でチョイス。

 

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店内はオサレな感じ(あまり関心がない)。 

 

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テラス席でアイスコーヒーをいただきつつのんびり。

 

帰りは弱虫ペダルの聖地を越えて高崎まで

 

旅はあと2日続くので、この日は早めに切り上げて宿に向かいます。折角なので、『弱虫ペダル』の聖地をもう1つ巡礼。

 

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中央奥の山を登って行く道が県道126号線。

 

榛名湖のすぐ手前にある峠(県道126号線)は弱虫ペダル(49)』で巻島と東堂が深夜にヒルクラ勝負をしていた場所です。…が、砂が多く、舗装も荒れており、かなり登りにくいです。斜度もきつく、率直に言ってクソ坂です。ここで巻島みたいなダンシングをしたら、ふつうにスリップすると思うんだけど…。

 

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県道126号線は斜度きつい、路面は砂だらけ、舗装が荒れているの三重苦。短いのだけが救い。

 

下りも似たような感じで危険度高めなので、よほどの巻島・東堂好き以外にはおすすめできない。

 

あとはさくっと高崎まで下っておしまいです。

 

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高崎市内のアーケード街。車両通行OKなのにびっくりさせられた(地元のアーケード街は車両通行禁止だった)。

 

群馬は非常に暑く、一足先に夏を感じることができました。意識的に抑え目に走ったおかげでいい具合に回復走になったのか、疲労も大して残らず。続く4日目はいったん軽井沢まで折り返します。