困ったら子の権現、初詣 Ver.
2018年1月3日は風が強いうえに寒く、自転車で走るには微妙な日だったんじゃないかと思います。手近な荒川は地獄だろうし、暖かい湘南は箱根駅伝。でも三が日ってことで初詣できる寺社に行きたいなと。
これはもう子の権現に行くしかない。参道が林道なので風がほとんど吹かないんですよね。せっかくなので、子の権現の北側にある、高山不動尊にも寄ることに。 都内からだと、池袋から西武新宿線1本の飯能にある子の権現は特に近場な峠のひとつ。決して新年早々坂シャブしたかったわけではないのです。
飯能駅まで輪行して、県道299号線で吾野の高山不動尊を目指します。久しぶりに通ったら、道が綺麗になっていました。なかなか気持ちいい。
高山不動尊に突入、暗いです。
風はないけど、中盤から15%オーバーが続くタイプの林道。
道も荒れ気味。横風に煽られながら上るよりはマシだとは思いますが、6km弱あって斜度もきついため、個人的には子の権現よりもしんどいです。
本堂に上る階段が鬼畜すぎる。
ぱぱっとお参り。特に正月らしい要素はありませんでした。ザ・地味!
一応、この日はほかにも初詣に来ている人がちらほら。ふだんはほとんど人がいないので、これでも高山不動尊お正月 Ver.だったのかもしれません。嫌いじゃないです、こういう静かなお正月。
それから子の権現にハシゴです。今回は、北側から上る、「裏権現」をチョイス。
こちらも地味。かつ、こんな感じで斜度もきつめ。後半は12%〜15%くらいが続きます。
2.9kmで獲得標高は300m、平均斜度は10.3%。最大斜度が28%に達する表に比べるとパンチはありませんが、楽ではないというか、ふつうにきつい。
夕方に子の権現に来たのは初めてかもしれない。想像以上にいい雰囲気。
巨大わらじはいつも通り。隣に夫婦下駄が寄進されて増えていました。紅白なので正月みがなくもない感じ。
直前にどなたかお参りされたようで、お線香の煙が漂っていました。境内には正月飾りなどもあり、高山不動尊よりも三が日らしかったですね。
人の多い都内の寺社を避け、人気のない場所で正月を過ごすというのもまた一興。というか、正月まで人混みにうんざりしたくないかな。そんな理由で、とりあえず訪れても楽しめる飯能・子の権現界隈は本当にすばらしい。