東京デスライド

自転車で「自分的に限界ギリギリ」のライドをしたら更新します。

日本最高峰を登るという悦楽。富士山スカイラインを登ってきた

「富士山を登らないか」というお誘いがあったので、ホイホイついていきました。今回は、富士山を登る道路の1つ、富士山スカイラインをレポートします。

走ったコースは以下のとおり。

  • 走行距離:60.3km
  • 獲得標高:1,942m

34kmで1900mUPする強烈な登りです。途中、短い平坦・下りが含まれますが、8〜11%が頻繁に登場し、しかも距離が長いというコース。しかし、風張林道とは異なり、ヒルクラの楽しさを味わえる、すばらしい場所でした。

クライマーと登るのは刺激的

今回誘ってくれたのは愛知のローディ・まっと氏。ロードバイクを購入してから毎週のように愛知の峠を攻め、今やほとんど制覇してしまった彼は、さらなる刺激を求めてわざわざ富士山までやってきた真性の山キチである。

一緒に走ったローディ・まっと氏は小柄で痩せ型の典型的クライマー。毎週峠を登っており、富士山の急傾斜も丁寧に越えていきます。

僕は基本的にケイデンス型で、登りではダンシングも多用するタイプなのですが、まっと氏はケイデンスは低めで走り、ほぼシッティングで登るタイプ。走り方が全然ちがっていて、見ていておもしろいです。

斜度がきついところではどんどん離される感じで、もうちょい痩せないとなーと。軽い人が一定ペースのシッティングで登っていくのを見ると、うらやましくなりますね。一方で、斜度が緩くなったり、ダンシングで加速すると僕が前に出るという感じで、体格のちがいがいかに如実にヒルクライムに影響するかがわかって新鮮でした。

標高450mから2300mまで登ることの意味

富士山の特徴は一定斜度の登りが続く点にあります。カーブも多いのですが、スケールが大きく、道の作りがとにかく大味。Garminの獲得標高はもりもり増えていき、景色は目まぐるしく変わっていきます。

序盤は山麓の樹海を黙々と登っていく感じですが、要所要所で顔を出す富士山がテンションを上げてくれます。きつい登りですが、ゴールが定期的に目に入るので登るモチベーションは維持しやすいです。

3合目で標高は2000mに到達。

空の近さにテンションが上がってヒャッハーしている筆者。撮影:まっと

4合目で2300mになります。3合目までも決して緩いとは言えない斜度が続きますが、カーブが頻発し、斜度も数段アップする4合目以降が本番です。しかし、空が近い!

横を見れば、長野の山々や富士宮市の全景が。この時点で30km以上を休みなく登り続けており、獲得標高も1600mほど。斜度はきつくなる一方ですが、先に行きたい気持ちは強まる一方。

スカイラインの5合目に到着。そして、そこで待っていたのは…。

まっと氏の愛車はRIDLEY PHENIX。山ジャンキーなのに爽やかなホワイト&ブルーのフレームというミスマッチ。

眼下に雲があります。これは美ヶ原でも渋峠でも見られなかった光景です。

伊豆半島から沼津市富士市のある三河湾の海岸線も見えます。土地の立体感がものすごい!めちゃくちゃな表現をするなら、実物大の立体地図を見ているような感じ。いや、これがホンモノの世界なんだけどね。

おそらく、スカイラインは富士山を登る3つの道路「富士3Peaks」の中で一番景色がいいのではないでしょうか。難易度も最上級ではありますが、それに見合った経験ができるはずです。