東京デスライド

自転車で「自分的に限界ギリギリ」のライドをしたら更新します。

10カ月で8,000km走ったので富士ヒルに出てみた

2017年3月、いつも一緒に走っている中川苦行氏が「富士ヒルに出たい」というので一緒にエントリー。

2016年8月にミニベロに乗り始め、年初からロードバイクに乗り換え。10カ月で8,000kmほど走りました。ヒルクライムレースを意識せずに乗っていたわけですが、どんな結果になるのかはちょっとだけ気になっていました。

富士ヒルで走ったのは以下のコース。

  • 走行距離:24km
  • 獲得標高:1,255m

結果:だいたいブロンズ達成

参加者は10800人、待機場所には自転車がズラリ。

富士ヒルでは、特定タイムを切ると表彰状がランクアップし、それが実力の目安になっています。

  • 65分切り:ゴールド表彰
  • 75分切り:シルバー表彰
  • 90分切り:ブロンズ表彰

ヒルクライムをある程度真面目にやっているアマチュアライダーがとりあえずの目標とするのがブロンズ(90分切り)です。

スタート直前。みんな速そうに見える。

んで、僕のタイムはどうだったかと言うと…。

92分、だいたいブロンズですね(ポジティブシンキング)。

真面目な話、この結果は素直に嬉しかったです。というのも、僕は自転車に乗り始めた段階では体重が80kg近くありました。坂なんてまるで登れない、という状態からのスタートでした。

最初に買ったスポーツ自転車はBianchi Pisa Sport Drop。ホイール径が小さく、非力でもペダルを回しやすいミニベロロード。

僕は初めてのスポーツ自転車としてミニベロロードを選んでいます。その理由は「クロスバイクロードバイクだと坂がのぼれなさそうだから」。通勤で使うつもりだったのですが、経路上には短い坂がいくつもあります。それらを押さないで登れる気がしませんでした。

買って登ってみると息は切れるし汗だくになるし、ほかのローディにはバカバカ抜かれるしで、登りには苦手意識しかありませんでした。

晩秋の入山峠(八王子)をミニベロで登る。

その一方で、坂をどう効率的に登るかを考えるのは結構おもしろかったです。ゲームを攻略している感じですね。乗り始めて3カ月で体重が7kg落ち、都内の坂はある程度登れるようになったので、ミニベロでヒルクライムをスタート。大垂水峠聖蹟いろは坂、百草園、仁田山峠などをクリアしていって、都民の森・和田峠と順番にレベルアップしていきました。

子の権現はロードバイクに乗り換えてからチャレンジ。

ロードバイクに乗り換えてからは、渋峠に行きたかったこともあって、かなり積極的に登りを練習。

でも、登りが速かったわけではないです。練習中はガチで練習しているクライマーに抜かれるだけでした。今でも体脂肪率は高めで、体型的なアドバンテージはないどころか、もっと痩せたほうがいいでしょう。

富士ヒルのゴール地点、富士スバルライン5合目。

そういう状態からの富士ヒル92分。ブロンズは達成できていませんが、都民の森を初めて登ったときは2時間かかったのです。それよりずっと長く厳しいヒルクライムを2時間どころか100分を切って完走できたことのほうが僕にはずっと大事です。走っているときも基本的に常時誰かを追い抜いている感じで、それなりに登れるようになったことがはっきりとわかりました。

別に富士ヒルが大きな目標だったわけではありません。より遠くへ行こうとすると、山岳は避けられず、そこで失速しているようでは行ける場所が限られる。だから、ある程度登れるようになりたいというのが、自分なりに登りを研究し始めた動機です。とはいえ、こうやって数字としてそれなりの結果が出たことはやっぱり嬉しい。

富士スバルライン最終盤には平坦区間がある。非クライマー体型の筆者はここでのスプリントにすべてを賭け、実際には時速40km/hで駆け抜けた。一般公道ではなかなかできない体験であり、凄まじい快感だった。(撮影は試走時)

イマイチ興味のなかったヒルクライムレースですが、公道を閉鎖して自転車だけで走れるというのは結構な非日常体験だということもわかりました(冷静に考えると、世界遺産級の観光資源から車を締め出すって結構すごい)。富士ヒルにもう一度出ることは考えていませんが、また出てもいいかなーという感じになっています。出るなら来年のハルヒルあたりかなー。